はいら日記

犬の顔にはめるバケツみたいな何かと数千万円するエルメスのバッグばっかり宣伝される

散歩と水族館

成績開示

今日はIが東京に帰る日だ。昨日遅くまで起きていたので眠い目をこすりながら布団からはいずり出て携帯を見るとなんと成績開示が始まっているではないか。嫌々見たが結論から言うとまあ良く...はない。1個落とした。これは冬の寒さに負けて1限に出られなかったことが明らかな原因だ。他も対して高くはない。これで果たして留学に行けるのだろうか、院に行く場合大丈夫なのだろうか。そもそも院進するか学部卒で就職するか、海外に行くならいつ行くか、何か資格を取るなら取るのか、何一つとして決められていない。不安が山より高く積もった私にIは「大丈夫だよー」と言ってくるが、彼女は特殊な事情により1,2年生のGPAを気にする必要がないのだから気楽なものである。しかし私はGPA1.9でスイスに留学した同じ大学の人の情報を発見したので絶望するのはまだ早い。カヲル君だって「希望は残っているよ、どんな時にもね」と述べている。

昨日のバイトで貰ってきたふぐ雑炊の余りを食べたら美味しかった。

見送り

駅までIを見送りに行ってついでにご飯を食べようかと思ったが、駅までバスで行くと往復で460円かかる。何ならバスよりも速く進めるしここは自転車一択だ。しかし私が駅に自転車で行こうとすると必ず向かい風が吹いており、今日はなぜか涙がずっと止まらない。ここで初めて自分は花粉症なのかもしれないと気づいて割とショックを受けた。メイクが全部落ちた気がしてIに聞いたら大丈夫と言われたが、トイレでよく見たら下瞼に取れたマスカラがこびりついていた。

カレーを食べる予定だったがIの希望によりお茶屋でスイーツを食べた。

Iはお茶漬けを食べていた。Iに私の周りの人々は中世ドイツの暗い小説に出てくる登場人物みたいと言われたが中々に独特な表現である。そもそも彼女は中世ドイツの暗い小説を読んだことがあるのだろうか。ツイッターで〇〇が××みたいでしたという文言とともにやたらキラキラした縦長の写真をあげて、大して××みたいでもないのにバズっている現象が私は嫌いなのでそこらへんは厳しくいこうと思う。

Iがバスに乗って帰ったがせっかく駅まで来たので散歩することにした。ドンキで地雷系が好きそうな服とか自転車とか600円の謎の香水とかを眺めた。

水族館

私は年パス持ちだからいつでもふらっと水族館に行ける。駅まで来ることがあったらついでに寄るのが習慣だ。水族館は好きだが、水族館に来ると自分含めそこにいるすべての人間に最高にイライラするので困る。今日も5歳以上の人間全てにイラつきながら魚を眺めた。

今日はオオサンショウウオ団子が2つに分裂していて一つ一つは小さかった。

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ベンチがオオサンショウウオの形をしていてかわいい。

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ペンギンは巣作りと産卵の時期らしい。滅茶苦茶鳴いていた。

この日、初めてチンアナゴの全身を見ることに成功した。

急いでカメラを向けたが間に合わなかった。

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推しのニシキテグリが元気そうで私も嬉しい。

最後の方の展示で人もあまりいない所でのんびりしていたら知らない子供が足に纏わりついてきた。少し離れたところから母らしき人が見ているのを確認してから、一緒に見てあげることにした。この子が心配になるほど人懐っこくて、見ず知らずの私と目を合わせながら「かめさんだー」「うごいた!」と言ってくる。高いところに水槽があったのでそれも見たいか聞いたら見たいと帰ってきたので抱っこして見せてあげたが、知らん人に抱っこされても余裕そうで恐ろしい子供である。

その後散歩して帰ったが寒い中自転車で散歩なんてするものではない。

帰って寝て起きたら10時だった。

おしまい。