はいら日記

犬の顔にはめるバケツみたいな何かと数千万円するエルメスのバッグばっかり宣伝される

嗚呼、平穏なる祝日

夢日記

夢を見た日は夢日記をつけていこうと思う。一時期つけていたのだが、その結果明晰夢を見ることができ、夢を操作して空を飛べたのでまたできるようになりたいのである。今日の夢はホテルのエレベーターが舞台であった。母とエレベーターに乗り込むと、私は突然行きたかった大学(現実では通っている大学)に前期日程で好成績で受かるもののそれを蹴ってなぜか後期日程で受かった少しだけ下の大学に入ったことを思い出し、猛烈に後悔し始めた。最初は同情の色を見せていた母も私があまりにも今からでもどうにかして入れないものかと呻き続けるので遂には「何なの!!もう仕方がないでしょう!」と怒り始めた。途中ふわふわの白猫が入ってきてエレベーターの中をありえないスピードで走り回り始めた。白猫が走るのをやめてしばらくすると今度はアザラシの赤ちゃんが乗ってこようとした。それを母と猫はどうにかして阻止しようと入口に大量のタオルやバッグを置き始め、しまいには入口の所に座り込み自らの体をもってアザラシを妨害しようとしていた。私はそんな様子を尻目に相変わらず後悔に苛まれ発狂し続けていた…というところで目が覚め、血の気が引いた状態で自分の身にそんなことは起こっておらず今は通いたかった大学の学生であることを3度くらい脳内で確認した。長年この大学に入ることを切望していた身からするとかなり精神にくる夢だった。

部屋を片付けた

1か月以上にわたる非人間的な生活は私の部屋を完全にアネクメーネにしてしまったので何とかエクメーネに戻そうとした。実をいうとまだ終わっていないのでこんな時間だが日記を書いたら続きをやろうと思う。

眉毛を整えた

眉毛を整えたら平行眉を極めすぎて目の上にマッチ棒をつけているみたいになってしまった。どうせクリスマスまでに恋人は出来ないだろうから、当日は眉毛を引きはがして雪が降る中裸足で売り、七面鳥とか暖かい部屋とかの幻想を見ながら死のうと思う。

駅に行った

用事があったので駅に行った。ついでにこの前届いた靴とスカートの動作確認をした。結果靴のヒールが高いことと前にスリットが入ったタイトスカートで自転車には乗らない方が良いという大発見をした。用事を無事済ませてご機嫌になった私は夜景でも見ようと駅ビルを上がりテラスに出たが当然そこには男女のカッポーしかいなかった。しかもこれも当然のことであるが夜景もTOKYOに比べたらしょぼい。どうやら私は昔六本木ヒルズや赤坂のタワマンから見た夜景を忘れらないらしいが、どう考えてもあれらを超える夜景を見たいならばとりあえず日本を出ていくべきである。どうして前もってこれら二つに気づけなかったかは甚だ疑問である。

でも駅とタワーのデザインはかっこいいから好きだ。カップルを見て嫉妬なぞするフェーズはもうとっくに過ぎているので全く動じずに普通に夜景の写真を撮りまくって颯爽とその場を後にした。私がいなくなった後のテラスはいよいよカップルだけになってさぞ多様性のないつまらない空間になっていたことだろう。そもそ恋人がいたほうが充実しているという通念は本当に何なのだろうか。私は恋人がいないからといって何を悲観し恥じなければならないのだ。恋愛なしでは人生が充実しているとは言えない人たちのことは正直かわいそうと思っているし、少なくとも彼らよりはよっぽど楽しく充実した人生を送れている自信がある。というか恋愛している暇があるなら友情を結ぶ方が費用対効果は高くないですか?世界の老若男女を圧巻する最強コンテンツであるところの恋愛が果たしてそんなに面白いものなのかはぜひとも一度この目で確かめてみたいが。

この階段の上に立ち駅を見下ろすと万能感に浸れるのでお勧めである。この写真に写る赤い橋のようなものの中にも入れるのだが、そこはいよいよ完全なるデートスポットと化していた。自分たちしかいないと思って歌を大声で歌う男とそれに爆笑する女がおり、またタワーが綺麗に見えるところに立って「いい所見つけちゃった」(でも実際には私の方が2秒早くそこを見つけたので偉そうな顔をしないでほしい)という男女がいた。

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でも鉄骨がかっこいいからすべてを許した。街もいよいよクリスマスの装いである。私は商業の下僕となってすっかりカップルの日となり果てた日本のクリスマスの思想は大嫌いだが飾りつけの雰囲気は大好きなので複雑な気持ちにさせる季節がいよいよやってきたということになる。テンションが上がってこの辺をうろうろしていたが、ふと気づくと私以外のその場にいる人々は全員よくわからない広告用の小細工を仕掛けていたので帰ろうと決心した。帰りに信号を渡っていたら知らないおじさんに危ないだろ!!といきなりキレられたが、どう考えても信号が変わる直前に急いで飛び出してきた彼のほうが危なかったので私は確固たる信念を持って彼の両眼を見つめ返した。すると彼は面白いほど目をガン開いていたのでちょっとウケた。彼からしたら私も目をガン開いているのが見えたと思う。あとライダースジャケットでカッコよくキメてもその態度じゃあなと思った。とはいえ小心者でコミュ障な私は取り合えず蚊の鳴くような声で「スミマセェン…」と呟き、相手が次の一言を発する前に自転車を飛ばしてその場を去った。

おしまい。

金の味のパフェ

高校同期kと近くの私大の学食にパフェを食べに行った。私の大学では年がら年中このパフェの噂で持ち切りである。どうやら貧乏国立大生たちは私大の財力が生んだパフェという甘い汁だけを吸って生きているらしい。はたして噂に違わぬ味なのかぜひともこの目で確かめてみなければと息巻いて川の向こう側まで二人でぽてぽてと歩いて行った。(この歩く時のぽてぽてという擬音は森見登美彦独特の表現の中でも特に私の印象に残っているものである。皆さんも森見を読め!!!!!)

川を超えると町の雰囲気がガラッと変わる様子は毎度毎度私の心に暗い現実を突きつける。まず安く量の多い料理屋が減り、カフェが増える。次に街を行く若者の雰囲気が変わる。眼鏡にチェックシャツ、デニム、黒リュックというネットでさんざん擦られたまさにその恰好をした人々が跋扈しなくなる。ちなみに私の大学は遊びに来た東大の友達が「東大が私文に見えてきた」とのたまうほどイケてないし、すっぴんで行っても誰も何も思わないという美意識が低すぎて地殻まで達するような魔境である。やはりここは日本で一番イケていない大学なのだろうか…。

問題の私大に着くと、キャンパス内のベンチに洒落た男女の集団が座り談笑するという入学案内パンフレットでしか見たことないような光景が眼前に広がっていた。しかもこの大学、昔からある建物に合わせて新しい建物も全て赤レンガで作り、色づいてきた木々の葉、鉄の装飾のついたベンチも相まって雰囲気はまさにヨーロッパの歴史ある街。こんな気の利いたことができるのも全ては金、金、金である。私たちは何とかカフェのある建物に着いたものの新型コロナウイルス感染防止のため部外者の入構をお断りしますという看板に行く手を阻まれた。うちの大学の人たちが常日頃通い詰めていると聞いていた私はこんな看板気にせず学生面をして素知らぬ顔で入っていけば大丈夫と思ったが、kは看板を見て青ざめこちらのキャンパスに入っていない学部の生徒のふりをしようと提案してきた。私は彼女のこういう捻くれていない所が大好きなので黙っておいた。その後間違えて最上階の夜からしか開かないフレンチレストラン(まず何故こんなものが大学にあるのかは貧乏国立大生には一生かけても解けない疑問であるが)に裏口の階段側から入ろうとするなどハプニングもあったが何とか目的のカフェにたどり着いた。このカフェも流行りの海外のラップを流し、天井から吊り下げるタイプの照明を使うなど至る所で格の違いを見せつけてきた。こうした精神攻撃に耐え抜きながらなんとかパフェを注文することに成功したが、kの鞄からはみ出た紙に私たちの大学名が書いてあったせいで調理場のおじさんに大学がばれ、お咎めは全く無かったものの彼女の部内者のふりをすると言う策略は呆気なく潰えたのであった。これが一つ600円とは感に堪えないものがある。やはりわが大学の学生たちが通い詰めるだけのクオリティはあった。しかも種類も多かったのでこれはリピ確定だ。私はこの大学のせいで糖尿病になるのであろう。やはり金は素晴らしい。そしておいしいものは人生を豊かにする。すっかり機嫌がよくなった私はなぜかツイッターのつまらないアカウントがTLを溢れかえっていることについて滔々と語った。そういえばツイッターといえばフォローしているトピックのおすすめツイートで目を剥くほど下手な初音ミクの絵が何日も流れてき続けたことがあったがあれはいったい何だったのだろう。思わずウッとなるほど下手なのにいいねが結構ついていて普通に怒りを感じた記憶がある。

今日の授業ではスペイン語のリスニングをさせられたが私は舟を漕いでいたので耳から入ってくるわずかな情報を勝手な方向に解釈するというお決まりの現象が起こった。しかもスペイン語なんて全く聞き取れないので解釈の幅はほぼ無限に等しくなる。解釈よりも音声という刺激を受けて妄想を勝手に繰り広げると言った方が正しいかもしれない。これにより私の脳内には剥がしてそのままの鶏の皮に青い刺青をする様子が延々と浮かび続けた。不気味である。 おしまい。

どうしてもあなたに伝えたい話があります。嘘、ありません。

ハエ退治についてこんなに書くことがあったことに関しては私も驚いています。

バイト先でハエが、しかも非常に大きいハエが大量発生したので私は昨日から殺戮担当として大活躍している。バイトを始めてから一番働いているかもしれない。電流が流れているテニスラケットみたいな何かでハエを殺すのだが、このラケットが微妙に壊れていてスイッチを入れると青い火花が飛び散り続ける。よく見るとこのラケットは2枚の粗い目の網に挟まれて内側に細かい目の網があるという3重構造になっていて、この外側と内側が触れ合うと火花が飛び散るようだということが分かった。幸い内側の網は薄く柔らかかったのですぐに直せた。昨日十何匹というハエに三途の川を渡らせ、今日は昨日逃がした虫ケラどもを一匹残らず抹殺してやる、たとえ便所に隠れていても息の根を止めてやる

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と意気込んでいたらそのあまりに気合の入った握り方に先輩からラケットスポーツをやっていたことあるの?と聞かれた。ちなみにこれはご名答で私は中学時代にバドミントンをやっていた。部内最弱の名をほしいままにしギャグ枠と虫追い払い係としては目の覚めるような活躍を見せたものである。しかし昨日私の猛攻から逃げ切った個体なだけあって今日はなかなか捕まらない。終盤やっと1匹仕留めたが網の上でしぶとくも動き続けていた。内側と外側の網が触れ合うと火花が散るということを思い出して網を振りハエを外側の網の目の中に落とすと、バチバチという音ともにもう電気が消された部屋をハエの体を走る青白い閃光が照らした。それが小さなオレンジの光に変わるとともに香ばしい匂いが漂い始め、これが私をこの上なく不快にさせた。しかし、匂い単体を取り出して考えるとバーベキューの時に嗅いだら私はおいしそうと喜ぶだろうし、暖炉からしてきたら別段何とも思わないだろう。すると匂いに対する不快感はどこから来るのだろう。私は不潔な物質から出た分子が鼻に入った、つまり粘膜に触れたという事実を突きつけられることではないかと思っている。しかしながら私のハエへの耐性はグアテマラでの暮らしを通して鍛え抜かれている。ハエが付きすぎてもとから真っ黒だったみたいな顔をしたハエ取り紙を見ながら育ち、パリでモナ・リザに夢中で群がる人込みを見たとき「食べ物にたかるハエみたーい」という感想しか抱かなかった身としてはこのくらいの試練はなんのその。冷静にハエをこんがりさせて遊び、グアテマラ育ちとしての面子を保った。(グアテマラには銀バエが履いて捨てるほどいたのでそれに比べればただのハエなんてかわいいものだ。)

中学時代、ハニーワークス流行っていたよね

はあゲームもねえ、テレビもねえ、恋愛に興味もねえ、音楽は聴かねえ、学校では勉強以外何もしねえ、趣味はNAVERで面白画像を見ることしかねえという状況だった当時の私は当然同級生達と話が合うはずもなかった。しかし、まだ若く純粋だった私は健気にも彼女らの話に入っていくことを夢想し、どこかから聞きかじってきた「はにわ」なるものを聴いてみようとした。結果恋愛に一切興味がなく少女漫画もクサくて読んでいられないという人にあんな代物が理解できるはずもなく、聴いていて気絶しそうになった。その後一応ハニーワークスは一通り分かるようになったものの、コミュ障を拗らせたうえに自分の趣味を開示するという習慣が一切無いせいで奇妙な秘密主義者になっていた私は同級生達の話に一切入っていけずにそのまま卒業した。今思い出せばもっとうまく振舞えなかったかと思う場面が多々あるものである。

それにしても私のいた中学というのがこれまた世紀末であり、東京のそれなりに名のある地域の学校のはずなのに授業中も5秒に1回は必ず下ネタが聞こえ、「女は困ったら風俗やればいいから楽だよな」だとか「一番楽な職業はyoutuberだよな」とかいう言葉が日常茶飯事であり、休み時間は机や椅子を吹き飛ばしながら教室で鬼ごっこする奴らで溢れかえっていた。高校に入ってまず、「この人たち授業中に下ネタ言ったり叫んだりしない!なんて上品でできた人たちなんだ」と感動したことは記憶に新しい。他にもヤバヤバエピソードには事欠かないが(お陰様で高校で話のネタが尽きることはなかった)、私が当時のことをなるべく思い出さないようにしているため今はすぐには出てこない。また何か面白いことを思い出したら書こうと思う。正直3年間の禁固刑のほうがましだったのではないかと今でも思っている。しかし、彼らが一生かかってもたどり着けない境地に早く至りたいという思いが私を突き動かしたのもまた事実だ。こんな地獄、一日でも休んだら二度と来れなくなるという確信の下、内申のため這ってでも無遅刻無欠席を貫いたのは我ながらかなりの偉業だった。不登校にならずに済んだのは学校にわずかにいた好きな人たちと塾の友達のおかげであった。私は塾で自分の所属する教室の人間関係を完全に牛耳り、お菓子交換会を毎回開いて着々とその輪を広げ逃避先としてユートピアを作っていた。懐かしいなあ。という思い出話である。これからも頑張って中学の有象無象を引き離していきたい所存だ。おしまい。

 

きのこ探し日和

今日の日記は虫、カエル、カニなどの写真があります。苦手な方はご注意ください

真夜中の悲劇

日付が変わったころ、ネットサーフィンを楽しんでいたら初めての被ブロを観測してしまい、そっか…となって割としょげた。そっか…うん…

お出かけ

今日はゼミでキノコを探しに行くということだったので夜更かし癖がいよいよ凄まじいことになっている私も頑張って布団から抜け出し家を出た。別に単位は出ないゼミとも言えないようなただの集まりだが、友達と一緒に山に行けるというのでウキウキ行楽気分で出かけた。先生の運転するでかい車に乗って学校の人たちと山に繰り出すとか普通にテンション上がるイベントである。しかし眠かったので台湾からの留学生の友達tの肩に寄りかかって道中ずっと寝ていた。SA に着いてやっと目を覚まし外を見るとすっかり山に囲まれていた。SA を散歩している間、米津玄師の死神のサビが頭から離れなくなっていた。♪ああ~おもっしろくおもっおもっしろーくなるところだーったのに♪。ちなみにビーズでできた長ーいネックレスの先にでっかいマカロンのレプリカがついているという代物が売られていてあまりのダサさに眩暈がした。秋の空って感じである。最近まで突然やってきた異常な寒さが人々を混乱に陥れていたがやっと秋らしくなってきた。紅葉の季節が楽しみである。

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ダイエット中なのに安かったからってガーリックバターパンを買ってしまった。しかし隣を見るとtがパンをいくつかに鯖寿司、あんぽと爆買いしていたので安心した。そういえば干し柿とあんぽの違いって何だろう。調べてみたところ干し柿はただ干しただけだがあんぽは硫黄で燻製しているらしい。

f:id:hyla26572256:20211025000834j:plain昔海に潜ったら海底がウニだらけだったことを思い出させる光景。

思ったよりも傾斜がないのに景色はよくて気持ちよかった。陽の当たる開けたところで昼食をとったが、私はなぜか先に全部食べてしまっていたので暇を持て余し切り株の上に丸まって寝ていた。

今日見つけたキノコ

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キソウメンタケ

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アセタケ 食べると発汗作用があるらしい。

ツネノチャダイゴケ 中に入っている丸い小石のようなものが胞子を包んでいるらしい。

カエンタケ 触れただけで皮膚から毒を吸収してしまう猛毒のキノコ。

ずっと昔から一度見てみたかったヒトヨタケもあったがなぜか写真がない。

動物たち

アカハライモリ 非常にたくさんいた。一度に3匹が視界に入るくらいいる箇所もあった。

恐らくタゴガエルではないかと思う。

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カマキリ

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トンボ トンボの種類には全然詳しくないのでどうにかして勉強したいものである。

サワガニ

シカが死んで腐ったらしい。 

植物

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ヒカゲノカズラ 珍しいと先生が言っていた。たくさん生えているとちょっと気持ち悪い。こんな見た目だがシダの仲間らしい。

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クリスマスっぽい地衣類。

帰還

帰りの道もずっと寝ていた。家に帰ってからも眠り、気づいたら21時であった。さすがに寝すぎだろうか。最近4時間睡眠の日が毎日のように続いていたからその反動かもしれない。こんなに寝たせいでまた今日も夜が更けるまで寝れないと思うと生活習慣が着々と終焉に向かっている感じがして憂鬱だ。起きてからは平沢進Berserk-forces-を狂ったように聴いていた。以前母に平沢進の話をしたら彼女は中学時代p-modelが好きだったらしく娘を通しての再会を非常に喜んでいたことが思い出された。

賞味期限を3日過ぎた卵があったので目玉焼きにして食べたがいまだに一抹の不安が残る。悪くなっている可能性があるものを食べるとなんだかドキドキしてその後もずっと胃腸が変なような気がするのだが、これもプラシーボ効果の一つなのだろうか。ちなみに私が目玉焼きを作ると底だけが焦げ付き、なぜか泡立つ。そして爆発する。よく料理や実験が下手な人が爆発を起こす描写が創作物の中にあるが、私も本当にそんな人がいるとは、ましてや自分が当事者であるとは思ってもみなかった。泡立つのは本当に訳が分からないので誰か助けてください。

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おしまい。

 

1年間死なないチャレンジ、今年も成功のお知らせ

え!?10月23が何の日か本当に知らないの?10^23だよ?

今日は私の誕生日だったので国を挙げての盛大な祝宴が開かれ、全国民には休みが与えられた。6歳児レベルの精神を一切成長させることなくこんな年になってしまった。私の誕生日はmolの日(10^23)らしいので、理系の皆さんにはぜひお見知りおきいただきたい。この前すごく頭のいい友達(私の友達は揃いも揃って全員すごく頭がいいのだが)が1023って二進法で1111111111だから凄くキリの良い数だねと言っていて、そんなこと言われたのは本当に生まれて初めてだったのとその発想がとっさに出てくる彼女があまりに賢いのでただただ感動するほかなかった。あとツイッターの誕生日機能だが大嘘を書いて2月29日生まれの117歳ということになっているので別に風船は飛ばなかった。そして今日誕生日です!というツイートにFF外からいいねしてくる人はいったい何者なのだろうか。一人もフォロワーが被っていない人からのいいねもあって本当に謎かった。

これが人生の頂点

今日は高校から一緒のkがお祝いを兼ねて遊んでくれるということだったので3時過ぎに寝たせいでまだ眠いところを頑張って起きた。高校で皆から尊い尊いと好かれていた子と3年間クラスが一緒で、大学は地元から離れていたにも関わらず一緒でこうして誕生日を祝ってくれるというのは人生を勝ち上がったというよりほかない。インスタで彼女と仲良くしているところを上げまくって他の高校同期達を煽るのが最近の趣味の一つである。

フォークが無くてどうすればいいのかわからなかったのではしたなくも手づかみでわしわしと食べた。ふわふわしていた。甘かった。

伊藤若冲…推せる

伊藤若冲の展覧会をやっていたので相国寺の美術館に見に行った。伊藤若冲、動物の絵が非常にうまく独特のセンスがあって江戸時代の画家では一番推している。私があまり画家を知らないだけかもしれないが。実家が青物問屋なのもポイント高い。貝や魚や鶏がひたすら密集しているだけの絵を描いたり、襖に数万個のマスを引いた上で描いたり、野菜の並びで涅槃を表現したりなかなか凄味がある。実はこの展示、前期と後期に分かれていて前期も行ったので見るのが2回目のものも結構あったのだが、忘れかけていたのでちょうどよかった。

曲だったら転調してるとこ

この後清水三年坂美術館に行って美術館をはしごしようとしていた。バス代を節約するため自転車で行こうと停めていた所に着いた時のことである。なんと私の自転車が無い。自転車があったところには地面が広がるだけ。一枚の張り紙が冷徹にあるだけだった。「放置自転車撤去の公示 この付近に放置されていた自転車は, 京都市自転車等放置 防止条例第5条の規定により、本市が撤去し, 保管しています。 自転車の所有者等は、下記のとおり引取りの手続を行ってください。」体中から血の気が引いていった。そう、私の愛車はかの悪名高い窃盗団に拐されてしまったのである。してやられた!!!気を付けていたのに!!!今までここに停めていて盗られたことなんかなかったのに!!!!この撤去団、持ち主の目の前で自転車を攫っていくだの駐輪場に停めてあっても正しく置いてないと盗っていくだの素行の悪さでその名を市中に轟かせている。そして返してもらうのには3500円かかる。春から1200円値上がりしたというのもなかなか暴力的な話である。ほんま、ええ商売してはりますなあ。おかげで町はいつも綺麗ですわ。どうもおおきに。にわかには信じられないなら京都市 自転車撤去や自転車窃盗団で調べてみてほしい。私が停めていた所のそばに停めているのにタイミングの問題で運良く撤去を免れた自転車達やピクニックする家族の笑顔、酔っぱらった大学生の笑い声、天高く晴れ渡った空が私の怒りを掻き立てる。断言するが邪魔なところに置いたわけではない。ろくに駐輪場も作らないくせに、運賃あほ高いバスばっか走らせるくせに、どうしろって言うんだ…そんなんだから財政破綻しそうなんだよ!!!ふと、父からのお祝いのメッセージが頭に浮かんだ。

恐らく19(ひとく)とかけている。彼はそういう伝わりにくすぎる言葉遊びが大好きなのだ。最初に見たとき、なんで私が苦労すると端から決めてかかっているんだと思ったが、苦労とはまさにこのことだったのかもしれない。なるほど私は京都市の肥やしになった。父はこのことを予見していたのだ。

その後

kが目の前にいる手前、怒りに任せて応仁の乱を再現したり川辺の木を全部折ったりするわけにはいかない。うーっやられたえーーん程度の表現にとどめ、気を取り直して繁華街のほうに向かった。

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道中、腹に風穴を開けられたルフィがいた。ワンピースのことはよくわからないが、ここまでされたらさすがに死ぬのではなかろうか。首も取れてるし。

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ビルの窓の反射で川が不思議な感じに光っていたのを見て「飛行物体を見た時より」喜ぶkがかわいかった。この後は彼女が気になっていた服を買うのに着いて行ったり、どうしても続きを読みたかった漫画を一冊だけ買ったり比較的穏やかな時間を過ごした。

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人によって好き嫌いはわかれるとは思うが、おすすめの漫画である。時々自転車のことを思い出してはらわたが煮えくり返っていたが。自転車を返してもらうためにえぐい出費をすることが決まった今、購買意欲は限りなく0に近く、まともに商品を見ることもできない。逆にテンションがおかしくなってピアノがうまい人の手の動きを全身で表現したりした。

愛車との感動の再会

彼女と別れた後、私は自転車収容所に向かった。外はすでに暗く、寒い。普通にきつい。場所を調べようとしたら人々の阿鼻叫喚で溢れかえっていて笑った。星は1.4である。

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店じまいをしている錦市場を通り抜け、暗い夜道を延々と歩いてやっと収容所に着き、いざ返してもらおうと思ったら学生証だけでは身分証としては不十分といわれいきなり詰んだ。実家に連絡して写真を送ってもらえと言われ、ラインするもいつもはあんなにすぐ既読がつく両親から一向に反応がない。きっと温かくきれいな家で夕食を食べながら楽しく夫婦の時間を過ごしているのだろうと思うと、寒空の下こんな汚い自転車置き場の隅で親からの連絡を待つ自分がますますみじめに思えてなんだか涙が出そうになった。(実際は二人でスーパーに行っていたらしいが、それでも楽しい団らんであったことに変わりはない。)やっと親と連絡が着いた時、電話の向こうから母の笑い声が聞こえさらに悲しくなった。3500円という大金を失い、自転車を押していたら対応したおじさんに「こんな寒い中すみませんねえ」と言われ、そんなこと言うなら盗るなよ…と思いながら家路についた。父からは判断が甘かったとのお言葉をいただいたが、疲弊しきっていた私には反論して窃盗団の理不尽さを訴える気力もなく、はい…とだけ答えた。長時間薄着で寒いところにいたせいで家に着いてからしばらくは腹痛に見舞われた。まったくとんだ誕プレを頂いたものである。

今日を総括!!!

ちなみにkからもらったプレゼントはとてもいい匂いがした。遊んでくれたk、電話してくれた人々、お祝いのラインをくれた人々、ツイッターで祝ってくれた人々、昨日学校であらかじめおめでとうと言ってくれた人々、皆には感謝しかない。波乱万丈だったけどいい日でした。もう1年死なないチャレンジをしちゃおうと思う。おしまい。

 



 

今日の懺悔

諦観

今日は沢山寝た。毎日早寝早起きをしようと無駄な足搔きを繰り返しているがすべて徒労に終わっているのでもう諦めて夜型生活を始めようと思う。ぎりぎりに起きれば大丈夫。オーキャンの手伝いをした時本気で寝坊してクラスメイトから電話かかってきたけれど大丈夫。昔2時に寝て次に意識を取り戻したのが15時半だったけど大丈夫。

食事

昨日書いた学食のラーメンとはこちら。左のほうれん草は私が食いしん坊すぎるあまりカメラのシャッターが下りるより速く食べてしまった。授業時間中はすいているので空きコマに行けばスイスイのスイーで行ける。最低1日1回以上の学食ぼっち飯は私の経験値を上げまくり、その行動を極端に効率化した。今や一切の迷いやロスなしに席に着くことができる(メニューも完全に把握してある)のでこの前珍しく友達と行った時、私だけ爆速でレジを通り彼女らが終わるまでかなり待つ羽目になった。肝心のラーメンはお母さんがたまに作ってくれるわずかにジャンキー寄りの麺といった感じであった。実家にいた頃、こういうメニューが出る度大喜びしていたが、今日は何の感情も湧かなかった。なぜなら急いでいたしぼっちだったから。ぼっち飯の時ってよほどエクストリームな味がしない限り何も思わなくないですか?こんなに学食のことを語れるのはこれが1日のクライマックスだから。

懺悔

課題(初回)の提出期限があったのですが、オモコロのアンチスレを見ていたので書きあがらず、出せませんでした。

 

 

ストローがペットボトルの中に入って出せなくなっちゃった。そういえばペットボトルって長い横文字のくせに省略されずに使われているのが不可解だ。言葉の長さと使用頻度が明らかに釣り合ってない。本当は勉強したこととか授業で聞いた話とかここに書いていこうと思ったのだが、如何せん授業は聴かず勉強もしていないので自分の生活の終わりぶりを晒すブログと化してしまった。

ペットボトルを捨てられないせいで進撃の巨人の冒頭みたいになっている。昔ツタヤで少しづつ借りて読んでいたが、エレンの髪伸びてんね‼のところで止まっている。興味がないことに関して致命的に注意力と記憶力が欠如している父が久しぶりに読んだ時「エレンって誰?」と言い出したので主人公がわからないまま1冊読み終えるその精神にドン引きしたという思い出の漫画である。

私の推し界隈

一度でいいから騙されたと思って「秘密のた〇らばこ」(エゴサされて見つかったらことなので伏せた)で検索してみてほしい。できればツイッターが望ましい。観光もできないこのご時世、代わりに珍しい風景を楽しむことが手軽にできる。この題名の本を異常に推す界隈なのだが、凄い、あまりに凄い。

まず表紙、おそらく10年前の女子小学生によるデザインである。中身はラブストーリーらしいがなぜか数年後に来る災厄の予言に繋がる。そんな大道芸みたいな本が書けるんですか。この本は生きているらしい。比喩とか詩的な表現とかではなく。あとこの本を読むと雲消しができるようになるらしい。洗濯を思い通りのスケジュールでできるようになるということだろうか。この本を薦める文章のすべてが類まれなる頭の悪さを感じさせる美文である。ちなみに同じ内容のブログもたいそう素晴らしい日本語だった。令和日本のキケロである。陰謀論界隈と似た雰囲気を放つが繋がっているわけではなく、調べた限り宗教とも関わりが無いようなので陰謀論を見るのがしんどくても安心して見ていられる。素晴らしい。

 

おしまい。

 

後期の始まりであるのです

久しぶりに日記を書くのである。緊急事態宣言が出ていたためあまり書くことがなかった。

恨み言

【呪詛】私の大学は21日まで基本ずーっとオンライン授業らしい。緊急事態宣言空けたのに。東京の大学は対面授業あるのに。阪大は文化祭も対面なのに。うちは文化祭も全面オンラインになっちゃった。京都カス大学。大体ね、オンラインで喜んでる人々はすでに友達がたーっくさんいてはるんですよ。そういう人からしたらさぞかし楽しいでしょうねえ。オンライン授業はねえ。私は友達が全然いないうえにインターネットでのコミュニケーションが苦手すぎるせいでなけなしの知り合いにラインするのにもいちいち一世一代の決心をしているんですよ!!!あとライン続いたこと人生で一回もない。インターネットやめたほうがいいかもしれない。【呪詛】

 

学校始まった

後期の授業は現代社会系、芸術系、生物系を中心に取っていこうとしていたのだが、気づけば生物系だらけになっていた。あとなんかよくわかんないけど化学の授業取ってた。まあもともと生物系志望だったのに数学苦手すぎて諦めて文系になったクチなので本望といえば本望なのですけれども。今日の1限なんてよくわかんないけど農学部のクラス科目に紛れ込んで生物をやっていた。本当にわかんなくて首をぐるぐる捻り、首油の抽出に成功した。この後2リットルの水をぶちまけ絶望の淵に叩き落された。2限の政治学に至っては全く話を聞いてなかった。専攻するかもしれないのに。

今食堂では九州沖縄フェアなるものをやっている。自炊能力皆無(癌みたいな目玉焼きしか作れない)で食生活のすべてを学食に頼っている私からすればこういうイベントは単調な生活の救済、心のオアシスである。結局九州沖縄要素が不明な唐揚げを頼んだが、おいしかった。母が健康に気を使って揚げ物を全然せず(ありがたいことではあるが)、びしゃびしゃの謎鶏肉を18年間唐揚げと教え込まれてきた身としては食べる度に新鮮な驚きを感じる代物なのである。この日、めったに出ないラーメンが食べられるといって学食は芋を洗うような混雑であった。私も明日か明後日食べようと思う。

授業が終わって課題をやろうとしたが、部活のディスコードサーバに同回生の友達が入っていることに気づいて私も部活に出ることにした。この後この選択が大変な悲劇を聞き起こすこともつゆ知らず…。(そういえば書道部にも入りたくなってあらゆる手段で連絡してみてるのだが一向に返事がない。ちゃんと見ておくんなまし)先輩たちのトークを聞きながら文化祭で展示する絵の構図を考えた。今日のテーマが色だったのでカラフルな話(?)をしようと言いながらすぐに留年と就活、コロナの話になるの面白かった。そしてこの時大活躍したのがGoogleの動物AR機能である。あらゆる角度から見れるのありがたすぎてありがとう、10匹の蟻になってしまいそうであった。お礼に入社して差し上げようと思う。

そう、そして課題なんてすぐ終わるだろうと高を括っていたせいで期限5分前まで格闘する羽目になったのであった。書式なんてめちゃめちゃのめちゃだし、Deepl翻訳そのままコピペしてるし、抜けはあるしでもうひどい有様である。後期始まる前のあのやる気は一体どこに行ってしまったのであろう。きっと今頃さながらボイジャーのごとく宇宙を漂って2度と帰ることのない旅路を往き、地球外生命体に見つけられるのを待っていることだろう。

 

最近はまってるもの

界隈曲と呼ばれる音楽ジャンルにはまった。ホラーっぽくて意味不明でさらにインターネットの音楽感が凄くて良い。昨日は徹夜したのだが(その理由はやる気出なさ過ぎて洗濯物を畳み終えるのに7時間かかったことにある)、夜もすがらずっと流していた。今日もずっと聴いていたので2日で10時間は聴いているだろう。今も流してる。さすがに飽きてきた。もうやめる。今やめた。

亜人という漫画がbookoffで100円で売っていたのでいきなり11巻まで買い込み徹夜で読んだ。翌朝目が発生しかけの卵みたいになっててウケた。何度死んでも生き返る人間がひたすらバトルする漫画である。絵がうますぎるしテンポが良い。あと主人公がそれはもう好きになってしまった。2次元で一番好きなのはクシャナ(漫画版ナウシカ)なのだがその次くらいには好きかもしれない。見た目シンジ君の頭めっちゃ良い情緒ぶっ壊れた奴である。敵がハンチング帽をかぶった初老の男性なのだが、この人がヤバすぎるせいで町中で似た格好の人を見かける度ビビり散らかすようになってしまった。

 

余談

自分のことを面白いだとか変人だとか思ったその瞬間にその人の面白さは99%の確率で死を迎えることになると思っている。そういう人には私が喪主となって葬儀を開いてあげたい。あと「自分ってヤバwww」みたいな人を本当にヤバくなるまで閉じ込めておく監獄ができてほしい。こんなこと言ってる自分もそういうところがあるし、それが何よりも最悪なので監獄が完成した暁には私を真っ先にぶち込んでほしい。

 

また気が向いた日に日記付けます。おしまい。