サークルは楽しいな～

今日は

生協の漬けマグロおにぎり

お菓子

シソと大根のサラダ

野菜の中華煮

野菜と鶏肉のトマト煮込み

ほうれん草

を食べた。漬けマグロおにぎりは違法薬物なのでやめられない。ちゃんと学食で体に良さそうなものを食べられたのは進化だと思う。あと、開始から体重が１キロくらい減っていて良かった。お菓子を食べないで生きられるようになったら後は完璧に違いない✨。

今日はサークルがあったので行った。オタサーかオタサーでないかで言うとオタサーなのに普通にアニオタになることすらできなかった人々の集う悲しきサークルである。ひねくれた人が多い。最近入部してきたH君が学部同期の名前を全員分暗記するレベルの脅威の脳味噌の持ち主な上に相当重度の美術オタクであり更にノリも面白いので私は最近この人がマイブームとなっている。

彼がもうすぐ20歳になるというので妙に洒落ているT先輩におすすめのお酒を聞いていた。皆が10代のうちに聞くべき曲をアドバイスしていたが私の妙な趣味では何も提案できなかった。

10代のうちにしておくべきことを聞いてきたのでプリクラを撮る、制服ディズニーをする、恋愛リアリティーショーを観るなどを提案したがすべて却下された。私の10代観が歪んでいるのではないかと言われたが、中高一貫男子校出身の彼と違ってこちとら公立中出身、12年間共学育ちなのでリア充の解像度に関しては私の方に軍配が上がるという絶対の自信がある。12年間共学にいたのに恋愛の一つもしたことが無い正真正銘のモンスターなのは置いておいてください。そう、私は10代で失ったものがあまりに大きすぎたために青春観が歪んでいるのはご指摘いただいた通りである。

10代のうちに炎上でもしておけばとも言ったが、炎上経験のない私の言葉に説得力があるはずもなく、結局彼とインターネットは輪の外から眺めるのが一番面白いということで意気投合して終わった。ツイッターはよほどの才能が無い限り絡まないといけないシステムな時点でゴミ。インスタはキラキラできない人には居場所がなく、フェイスブックは真に充実している人々の独壇場である。さようなら。

小学校の時クラスにいたギフテッドの話になった。私のクラスにいた妙な少年は今や超大物になっているらしい。彼の経歴紹介がネットにあったので見てみたら一文一文に私の人生3回分くらいの価値が詰まっていた。レべチレべチ。(あと彼の写真を見たら小学生の時しか知らない顔に髭が生えていたので割と嫌悪感を抱いた。)しかし彼は社会性のほぼ全てを失っていたので彼になりたいかと言われれば微妙なところである。とはいえ私の人生は失ったものに対して得られたものが少なすぎる感があるので彼のように知能全振りの人生は普通に送りたいかもしれない。H君の小学校にもどうしても勝てない人がいたらしいがさすがに前述のギフテッドがクラスにいたことに関しては同情していただけた。

ある有名男子校出身の後輩によると彼のいた部活では彼以外全員に科学オリンピック出場経験があったらしい。もちろん彼自身も小学校では無双していたらしい。やはりそういう世界はあるのだなあ。殿上人だなあ。

帰りにH君が受験生の頃日本史の勉強に使っており今もお守りとして持ち歩いているという紙切れを見せてもらった。単語を書いて覚える系の勉強を全てこの１枚で済ませたらしいが、文字一つ一つが判別できないほどびっしり何かが書き込まれており、遠くから見ると点描かと思ってしまうほどであった。もちろん紙はクタクタ、部長に「お守りというよりは呪詛」と言われていた。科挙のカンニング肌着じみた、いやそれよりさらに無秩序な何かがいったい彼をどんな不幸から守ってくれるというのだろうか。最高、こういう人が見たくて私はこの大学に入ったのである。

来世はスーパー超エリート私立育ちになりたいです。

おしまい。