はいら日記

犬の顔にはめるバケツみたいな何かと数千万円するエルメスのバッグばっかり宣伝される

美術館に行きました

細見美術館琳派展を見てきた。前半では琳派の様々な作家にフォーカスしており、後半では神坂雪佳を集中的に紹介するという構成であった。

琳派ではたらし込みという技法と簡略化が特徴らしい。そして日用品にも芸術を取り込もうとするのが琳派の精神だということである。

たらし込みは木に生えたコケの表現によく使われていた。最近は水墨画も書いているので墨の使い方やレイアウトがなかなか勉強になった。

神坂雪佳の作品では花の表現が簡素でのっぺりした塗りのものが多かったのに対し、葉はかなり細かく表現されていたので彼は花より葉を描く方が好きだったのかなと思ったりもした。彼は図案家でもあったらしく、たしかに大胆なレイアウトが多かった。

ポスターにもなっていたが、やはり金魚玉図がかなり良かった。正面から見た魚はどうしてああも可愛いのだろう、そして赤と金のたらし込みという下手するとかなりうるさくなりそうな色使いなのに全くノイズでないのが絶妙だった。

細見美術館に行くのは初めてだったのだが、謎に写真ばかり撮る若者がおらず渋い展覧会にいがちなキマってるおじさんも少なかったので居心地が良かった。

 

そのあと買い物をしに繁華街に行ったら人が多すぎて完全に参ってしまった。それでも頑張って父の日のカードとまつ毛美容液、そして古着屋に行って服まで買ったのだから偉いと思う。

家まで歩いて帰れる気がしなかったので喫茶店でケーキを食べた。

美味しかったが煙草可の店だったので頭が痛くなってしまった。最近純喫茶に行きたい気持ちが強く、街中の純喫茶にgooglemapのピンをびっしり立て、アプリを開いた時かなり恐怖を感じるレベルになった。しかし純喫茶はえてして喫煙可であり、私ととても相性が悪い。頑張って通えば煙草の匂いに耐性が着けられるのだろうか。

ちなみに頭痛に聞くらしい曲を聞いてみたら心なしか痛みが引いたような気がした。

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家に帰ってjunkheadを観た。小さい芋虫のようなマリガンが可愛かった。あとエンドロールの歌可愛すぎ、なんだあれ。ストーリーよりも美術や技術に注目したほうが楽しめる映画だと思った。

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14年間テレビをほぼ観ずに育ったせいか映画もyoutubeもあまりがっつり観ないタチなのだが、最近は色んな映画を観ておきたいという気持ちが強い。せっかく父のプライムアカウントを使わせてもらっていることだし、余裕があるときは最低でも週に1本は観ようと思っている。今度はこの世界の片隅に攻殻機動隊が観たい。あとハリポタ好きとしてはファンタスティックビーストも観なければ。ファンタスティックプラネットと今敏作品も気になっているのだが、アマプラで観れない上に京都にツタヤが少なすぎるために観れていない。(街中に蔦屋書店作っている暇があったら普通のツタヤも作ってほしい)

それでは掃除をしないといけないのでしてきます。おしまい。