はいら日記

ぼっち大学生日記

今日あったことと漫画の話

今日は私にしては珍しく早起きに成功したので朝からランニングに行った。健康なことこの上ない。ランニングというよりはその辺を歩いたり走ったりして観光するというほうが正しいだろう。かのインスタ映えスポット、蹴上インクラインを見た。別にどうということはないただの線路である。両側が桜並木らしいので春に来たらさぞかし綺麗だろうなとは思う。ここで人と映ったら確かにいい感じかもしれないが私はぼっちなので地面に這いつくばってただの線路を撮ることしかできない。近くに高級ホテルがあるのだが、私にはこういうホテルを眺めていつか金持ちになった日のことを夢想するといういかにも貧乏人な習慣がある。googleストリートビューを使えば世界トップレベルで高額な部屋や世界中のリゾートホテルの中に入れるので受験期は夜な夜な無心でこれをしていた。将来の夢の一つに自分で稼いだお金で高級ホテルに泊まり、そこのスプリングベッドで一晩中跳ね回るというのもあるし、私は意外と高級ホテルが好きなのかもしれない。とはいえもし私が裕福になることがあったとしても、もともとの貧乏人根性が邪魔して金を湯水のように使うことは決してできないだろうという確固たる確信がある。

帰ったら疲れたので寝た。昼前にむくりと起きだし、布団から這い出て眠い目をこすりつつ学校の図書館で読書をした。今は古本屋で格安で買ったツルゲーネフを読んでいるが、短編集なのにいまいち読みづらい。19世紀末のロシア貴族の生活なんてなかなか想像できるものではないし、なんか皆浪費しまくっていて本当に訳が分からない。窓の外を見たら大きな虫がいてまさかカブトムシの雌かと思ったが普通にセミだった。

近くの神社にある祭りに行こうかと思い橋を渡っていると私の目に飛び込んできたのは「幸せ」の札!!!一度は通り過ぎたがやはり写真を撮ろうと振り返るとそこには同級生の姿が!!!私が意味不明なタイミングでいきなり振り返ったのでそれはもう驚いていた。

f:id:hyla26572256:20210731221348p:plain

幸せらしい。そうですか。裏にもなんか書いてあったが忘れた。

日が暮れてからのほうが祭りも綺麗だろうと商店街をぶらぶらしていたらいきなりえげつない豪雨に襲われ閉じ込められてしまった。百均で買った飴を舐めがら古本屋での立ち読みを強いられ、村上春樹のIQ84を読み始めたが蒸し暑さと立ち続けるキツさにあっという間にギブアップした。雨が上がったのは祭りが終わってからであり、むしゃくしゃして百均のマシュマロを暴食した。

漫画の話

前々から欲しかった漫画を最近買い集めているので今持っている漫画を語って悦に浸ろうと思う。持っている巻数も書いておく。

風の谷のナウシカ 1~7巻

今となっては映画のほうが有名だがその原作漫画。映画になっているのは全7巻の内3巻までの内容で、4巻から急激にストーリーが広がる。腐海や人類の秘密、生命の神秘にまで迫る内容である。何回読んでも面白いし確実に人生を豊かにしてくれる名作だと思う。というか何回も読まないと理解できない。全人類が読むべき。あと、クシャナがイケメンで確実に惚れさせてくる。まじでヤバい。

DEATH NOTE 1~12巻

名前を書かれたものが死ぬ死神のノートを拾った完璧な高校生夜神月(ライト)と謎の名探偵Lの頭脳戦を描く。月の暴走する正義感と変わっていく顔つきが良い。小畑健さんの画力が凄すぎて凄い、人間技じゃない。ガラケーの登場など時代を感じる場面もあるがストーリーが面白いので別に気にならない。途中で出てくる少女ミサが最初はうざいが物語が進むにつれてどんどんかわいく見えてくる。私の母は二次元で一番レベルでL  に入れ込んでいるが正直男の趣味どうかしてると思う。

乙嫁語り 1~2巻

コーカサス地方の人々の少し波乱のある日常ものという感じ。恐ろしく細かい書き込みが延々と続くので作者はおそらく正気を失っている。どんなものかわからなかったので少ししか買わなかったがもっと買ってくればよかったと思う。

月に吠えらんねえ 1~6巻

近代日本の作家たちの作品から受けるイメージを擬人化したキャラクターが登場人物。作者の病的なまでの執念が伝わってくる。主なテーマは戦争と詩だが、現実か虚構かわからないシーンが延々と続き、いろいろと過激な描写もあるので読んでいるこっちがおかしくなりそうになる。作者も読者も莫大なエネルギーを注ぎこまなければいけない変な作品。人を選ぶ漫画だとは思うが好きな人は物凄く好きだと思う。好き嫌いは置いといて文学作品の引用の仕方が見事なので近代日本文学に興味がある人は一度読んでみるべきじゃないかなあ。日本史やっていたらもっと面白いと思う。

シュトヘル 1~4巻

時は13世紀、西夏文字を守ろうとするモンゴルの少年とモンゴルを憎む女兵士の物語。タイムスリップ要素もあって現代日本の青年がこの女兵士に憑依したりする。ストーリーが激アツで文字と歴史のロマンを脳に直接ブチ込まれる感じ。世界史がわかる人には絶対読んでほしいし世界史詳しくなくても問題なく読める。絵は整ってはいないが動きを感じさせるし、登場人物が中身、ビジュアルともにいちいち格好良いので読んでて気持ちが良い。とにかく凄く胸アツなので皆読んでみてください!!!!

ヒストリエ 1~5巻、7巻

岩明均はかの寄生獣の作者。絵は非常に上手とは言えないが、微妙な表情、決定的な瞬間、不気味さの描写に長けているので一見の価値がある。よくも僕をだましたなと叫ぶ少年の画像をネットで見たことがあるかもしれないが、その出どころの漫画である。アレクサンドロス大王の書記官として実在した男エウメネスの生涯を空想を交えながら描く。表紙はなんだかつまらなそうだが騙されてはいけない。というかなんでこんな微妙な表紙にしたんだ。これもまた歴史のロマンをビシビシ感じさせる、世界史分かる人もわからない人もそれぞれ楽しめる漫画である。資料集め、時代考証もしっかりしているらしく、ギリシア史の専門家も読んでいると聞いたこともある。波乱万丈だが賢く強くかっこいいエウメネスが基本的に無双しているので今のところは安心して読める。エウメネスの頭の良さと機転、憧れざるを得ない。ヘロドトスの知識が必ず役に立つと断言するところも痺れる。唯一の懸念点は連載スピードと史実を照らし合わせるとどう考えても完結する前に作者が死ぬということらしい。

とんがり帽子のアトリエ 1~4巻

限られた人しかなれないという魔法使いに憧れる少女ココの物語。芸大卒の作者の銅版画を思わせる絵がとにかく綺麗でかわいい。この一言に尽きる。4コマに1回はうう~かわいいい~~~となるシーンがある。小道具や服、建物のデザイン、世界観も完璧だしストーリーも良いので全人類に超おすすめ。

たびしカワラん‼ 1~4巻

ストーリーは何とも説明しがたい。愛の物語です。(私のかわいそうな頭ではいい感じの説明が思いつかない。)緻密な絵と病的な表現が私は好きだったがなかなか過激だし意味不明なシーンもあるので好き嫌いはかなり分かれると思う。作者の趣味もえぐいし。2巻になってやっとストーリーが動き出すので1巻が無理でもそれ以降は大丈夫な人もいるらしい。

SARU  上巻

米津玄師の曲「海の幽霊」が主題歌となっている海獣の子供という映画があるが、その原作漫画の作者、五十嵐大介の作品。これもストーリーは何とも説明しがたい。恐ろしく絵がうまく、全てボールペンで描いているらしい。生物の描写や世界観に自然への愛と畏怖を感じる。米津玄師も惚れ込んだ彼の世界観、ぜひ感じてみてほしい。

 こうしてみると作者の病的なまでの執念や感性が噴出した作品はやはり相当な魅力があることがわかる。変態の描く漫画って最高ですね!!!!!!!